【渋谷区】ここは…どこ?渋谷から徒歩で行ける緑のトンネル。
いつでも賑やかな渋谷の街。人、人、車、車と常に息つく暇も無い街ですが、ここから歩いて行けるオアシスのような場所があるのをご存じでしょうか。
渋谷Bunkamuraを抜けて、高級住宅地松濤地区に向かって歩くと鍋島松濤公園がみえてきます。
かつて明治時代に鍋島藩がこの場所で茶畑を開墾し、作られたお茶は渋谷茶もしくは松濤茶として東京中で好評だったそうです。その後牧場や農園に形を変えながら昭和の時代に東京へ寄贈され、現在の「鍋島松濤公園」となりました。
公園に1歩足を踏み入れると、風がサア~っと吹き抜け公園内の木々を揺らします。舗装されてない公園内の道を辿っていくと山の中に迷い込んだ錯覚に。まさに緑のトンネルです。渋谷から歩いてこられる距離の場所にも緑が溢れる場所があるんですね。鳥のさえずりやサワサワ葉擦れの音が心地よいです。
水車のある美しい湧水池を中心に春には桜が咲き、秋には紅葉と四季折々の草花が楽しめる公園です。とくに春は多くの人が桜を見に来られます。
池にはアヒルやカモ、鷺などが住み着いているんだとか。都会の中でホッとできるオアシスを持つ鍋島松濤公。機会があればぜひ散策されてみてはいかがでしょうか。
緑がいっぱいの鍋島松濤公園はこちら↓